2月17日は舊暦の1月15日、中國では春節最初の満月を祝う元宵節に當たります。元宵節は上元節または燈籠祭とも呼ばれ、様點なイベントが行なわれて祝います。北京の繁華街の1つである600年の歴史を持つ前門大街ではこの日、「前門上元燈會」が開かれました。街の至る所に色とりどりの飾り燈籠などが飾り付けられ、曲蕓と呼ばれる民間色豊かな演蕓や越劇、工蕓製作実演などのイベントも開催され、訪れる市民達に、この伝統的な祝日の雰囲気を十分に味わってもらいました。
前門大通りの南口
17日午後6時になると、「前門上元燈會」の點燈式が正式に始まりました。「點燈了…點燈了……」とスピーカーから流れてくる子供たちの可愛い聲とともに、飾り付けられた燈籠が北口から南口まで順次に點燈され、前門大街がにわかに「光の海」になりました。北口にある牌樓(街の重要な地名や名勝地に建てられる記念用の屋根つきの建造物のこと)に掛けられた6つの吉祥如意燈籠、前門大通りに掛けられた十二支の飾りちょうちん、南口に設けられた中國紅の釘付けの城門などは、見物客の目を釘付けにしました。
十二支の飾りちょうちん・兎 |
巨大な燈籠 |
今年の前門上元燈會には、點燈式のほか、中國の年畫(舊暦に掛ける吉祥やめでたい気分を表す絵)・第1回前門大街作品展覧會、また台灣製年越し用品大売り出しイベントなども開催され、上元燈會に興を添えました。 (文責:馬玥)
・塩酥鶏(台灣風の唐揚げ) |
台灣の人気おやつ・肉円 |
中國の年畫・孔子 |
中國の年畫・千手観音 |
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