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「藤間萬恵・北京日本舞踴の會」が北京で公演

2011-10-24 15:56:39     cri    

・「英執著獅子」

 現存する歌舞伎舞踴の中でも古い年代に作られたもので、京鹿子娘道成寺と並んで女形舞踴の最高に位置する大曲です。前半は姫として蝶と戯れながら優雅に踴り、後半は勇壯な獅子の姿で登場します。能から學び、獅子を扱った舞踴は數多くありますが、これはその中でも女の獅子になるという非常に珍しい舞踴です。今回は後半を獅子にはならずに手持ちの扇獅子の魂が乗り移った形として表現しています。

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・「曙光」

 古事記に描かれた神話の時代から、舞には神との交信や鎮魂という意味がありました。人は舞を通して、人智の及ばない大きな運命と対峙してきたのです。

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・「新・船弁慶」

 中國人ならだれでも「三國演義」の物語を知っているように、日本の鎌倉時代の源平合戦の物語も日本ではとても有名です。「吾妻鏡」「平家物語」などの小説もこの頃の歴史に基づいて描かれたものです。これらの小説の登場人物は皆、実際に日本の歴史上にいた人物ですが、中でも、怪力無雙の暴れ僧だった弁慶が、自分を打ち負かした源義経に死ぬ間際まで忠義を盡くした主従物語は特に有名で、日本では子どもの頃から絵本などを通して親しまれています。また、芝居や映畫など様點な蕓術作品に形を変えて舞臺やスクリーンで上演されており、特に伝統蕓能である能や歌舞伎の中にはこの義経・弁慶の物語を改編したものが多く見られ、今回の「船弁慶」は、これらの中でもとりわけ代表的な作品です。この作品はそもそも能として作られ、その後さらに歌舞伎の演目にもなりました。(文:馬ゲツ 動畫:オウギ) 國際・交流へ


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