【新華社北京11月7日】俗稱「光棍節(獨身の日)」の11月11日が近づくに従って、中國のある共同購入のウェブサイトは６日ネットユーザーを組織してベトナムへ花嫁さんを探しに行くという「獨身脫出」のイベントを登場させ、わずか7時間で４０００人以上のネットユーザーの參與したとのことだ。「中國での結婚コストはますます高騰したので、ベトナムに行って花嫁さん探しを試みてみるのもいいでしょう。」と８０年生まれの北京の若者・馬騰さんは述べた。

　記者は當ウェブサイトにログインし、イベントは「0元抽選」の形式でネットユーザーの參與を引きつけ、ベトナムの花嫁さんを娶るのにみごと成功した當選者のために往復の旅費の清算ができることが分かった。ホームページ上の「窩窩団はあなたがベトナムへの真実の愛を探す旅を無料提供！」、「ベトナムへマンションや車を求めない花嫁さんを探しに行こう！」などの描寫はたいへん人目を引いていた。

　北京で自動車販売の仕事をしている馬騰さんはこのように語った。以前馬さんもベトナムの花嫁さんが中國へ嫁いできたという関連の報道を見たことがあった。たとえばベトナムの花嫁さんは普遍的にいくらかの簡単な中國語ができ、その上ベトナムの花嫁さんを娶る際の費用は比較的安く、車やマンションへの要求がなくて、現地で數テーブルの酒席を並べるだけでいいのだ。

　「この數年間國內での見合いは何回したかはもう覚えていません。お見合いの食事代だけでみなかなりの金額だったが、奧さんがどこにいるのかはまだ分かりません！」。馬騰さんはこの數年両親の手配、友達の紹介、お見合いウェブサイトを通して絶えまなくお見合いをしてきたが、依然として「獨身脫出」の路上で奮闘している。

　今年11月に中國のある結婚・戀愛のウェブサイトが発表した『中國で獨身者が多い都市ランキング』によるとは、中國で獨身者が多い十大地域はそれぞれ広東、北京、江蘇、山東、河南、四川、雲南、河北、湖北と上海だという。このランキングは、獨身者の多さと各地の生活習慣、仕事のプレッシャー、男女の割合、価値観などの要因が密接に関連していることを明らかにしている。 （新華網日本語）