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アジアで現存する最大規模の日本軍「慰安所」舊址を文化財に

2014-03-17 13:47:09     cri    

建築物7棟のみが殘るが、そのうち2棟は比較的規模が大きい

 南京市文化・ラジオ・新聞出版局によると、南京利済巷に位置する中國侵略日本軍の慰安所舊址は約10年放置されていたが、まもなく文化財保護機関に認定されるという。専門家によると、これは元慰安婦によって確認されたアジアで現存する最大規模の日本軍の「慰安所」舊址だという。 新華網が伝えた。

 慰安婦制度は第2次世界大戦前と戦時に、日本政府及びその軍隊が各國の女性を強制的に日本軍の「性的奴隷」にした制度で、中國や朝鮮、東南アジア、歐米各國の女性が日本軍に蹂躙された。南京利済巷の「慰安所」舊址には建築物7棟が現存している。朝鮮の「慰安婦」樸永心さんは2003年にこの現場を、彼女が3年間「慰安婦」をつとめた場所だと確認した。南京師範大學の経盛鴻教授の研究によると、現場はアジアで現存する最大規模の「慰安所」舊址で、中國侵略日本軍はかつて同地に「慰安所」2カ所を設立していた。南部の東雲「慰安所」には主に日本軍兵士を相手にする朝鮮籍の女性がおり、北部の故郷樓の「慰安所」には日本軍將官を相手とする日本人の慰安婦がいた。これに先立つ日本の學者の研究では、現地は「慰安所の建築物だけでも4800平方メートルあり、付屬の店舗を加えると8000平方メートルに達する」という。

 2003年、同地は南京國土局に徴収された後ずっと放置されていたが、専門家は何度も文化財保護機関に指定するよう呼びかけていた。南京市秦淮區は3月12日に専門家論証會を開き、參加した専門家らは利済巷の「慰安所」舊址はきわめて高い歴史的価値を持つため、文化財に認定すべきだとの認識で一致した。南京市文化・ラジオ・新聞出版局の擔當者は「速やかに文化財保護機関に認定し、より適切に保護する」と語った。(編集YH)

 「人民網日本語版」より 2014年3月17日

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