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中國輸出入商品交易會が広州で開幕、スマート家電が焦點

2014-04-21 09:55:19     cri    

 「第115回中國輸出入商品交易會(広州交易會)が15日、広東省広州市で開幕した。注目を集めているのは中國の家電製品の輸出狀況だ。多くの企業が取材に対して、「今年はスマート家電の輸出が新たな焦點。人民元相場が下落していることは、輸出企業にとってはプラスの材料。しかし、輸出先の経済が低迷していることが、足かせになっている」との見方を示している。信息時報が報じた。

 輸出の狀況は喜び半分、心配半分

 中國の冷蔵庫メーカー「広東奧馬電器」の姚友軍・副総裁は、「今年の中國の家電輸出狀況を見ると、喜び半分、心配半分。まず、中國の家電輸出先は、歐米などの先進國市場を主としているが、これらの國や地域の経済は引き続き低迷している。また、飽和狀態にも近づいており、これらがマイナス材料となっている」と指摘した。

 スマート家電が今後の焦點に

 エアコンメーカー「広東志高空調」の鄭祖義・董事長(取締役會長)は、「今年、當社の米國への輸出が、前年同期比2ケタ増となっている。また、南アジア、東アフリカ、南アフリカなどの地域でも増加の一途をたどっており、1-2月の輸出量が業界2位となった。今年の家電輸出の新たな焦點となっているのは、交易會に出品されているスマート商品が増加していることで、各家電企業が今後、スマート商品にウェイトを置くようになることを示している。間違いなくスマート家電が輸出の新たな成長ポイントとなるだろう」と語った。

 大手電機メーカー「海信電器」の國際マーケティングの方雪玉・副総経理も、「スマートテレビが當社の輸出業務で最も重要な部分を佔めるようになっている。現在、スマートテレビは、當社の中國國內のテレビ販売のうち50%以上を佔めている。また、當社のテレビの輸出業務のうち、スマートテレビが20-30%を佔めている。6月にブラジルでワールドカップが開催されるのを背景に、當社の第2四半期(4-6月)の輸出も伸び、特に4月に納品のピークを迎えるだろう。ドイツや南アフリカ、スペインなど、ワールドカップに熱狂する國では、テレビ販売が大きく伸びている。また、ワールドカップ開催に伴い、スマートテレビやUHD(超高精細)テレビの需要も高まっている」と期待感を示した。(編集KN)

 「人民網日本語版」2014年4月21日

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