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浙江省 10年間自費で留守児童の世話を続ける農村の女性

2014-06-10 12:53:38     cri    

 月収1萬元(約16萬円)以上になる衣料品店を廃業し、10年にわたり留守児童(出稼ぎに出かけた両親と離れて親戚や祖父母と暮らす子ども)や孤児の教育に攜わり、各家庭を訪問して子どもに勉強を教えている女性がいる。彼女はそれぞれの子どもの學校での様子や気持ちをきちんと把握しており、彼らの成長で欠けていた愛を注いでいる。新華社が伝えた。

 浙江省台州市仙居県下各鎮路北村の王雪娟さん(46)は、數十人の子どもから「王お母さん」と呼ばれている。彼女の家は農村の4階建てで、小さな庭がある。「東籬の家」と名づけられたこの留守児童の家を訪れると、40人以上の小中學生が建物の壁に寄りかかって座り、トタン作りの教室で「弟子規」を學んでいた。

 子供たちはいずれも近くの農村の留守児童や単身世帯の子ども、孤児だ。週末や休暇になると彼らは「王お母さん」の家にやってくる。王雪娟さんは果物や牛乳などの食品、バトミントンや將棋といった用具を準備し、彼らのために晝食と夕食を作り、「弟子規」を教えている。(編集YH)

 「人民網日本語版」2014年6月10日

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