北京
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7月31日、敦煌莫高窟で「筆致のぬくもり──古代文獻から書籍の蕓術へ」展示會が開かれ、シルクロードに連なる中國とフランス両國の書道蕓術が披露されました。
この展示會は、「書籍の誕生」、「書籍の変遷」、「書籍の溫度」、「書籍への問い」という4つのパートからなり、100點余りの文物と蕓術に関する書籍が出展されました。會場には、現在から2000年以上昔の前漢と後漢時期の竹簡や古代書籍の用紙、莫高窟から出土した珍しい「回鶻文(8~15世紀を生きた回鶻人が使う文字)」の木製活字、アンリ・マティス氏などフランスの有名な畫家らが自ら製作した蕓術書籍など貴重な作品が展示されています。
敦煌研究院の王旭東院長は、「物を書くことで人類は文明を伝えてきた。本展はシルクロード両端の東西文化交流を推進する役割を果たすだろう」と語りました。
同展はフランス國立自然史博物館、敦煌研究院、敦煌市博物館の共同主催によるもので、10月31日まで無料で一般公開される予定とのことです。(李陽、む)