北京
PM2.577
23/19
米國國務省は16日、イランへの制裁を実施するための専門部署として「イラン・アクション・チーム」を設立したことを発表しました。
米國のポンペオ國務長官はこの日の記者會見で、「イラン政府はここ40年間にわたり、米國と同盟國に対して幹渉を続けてきた。そして、イラン核協議はイランの核開発と同國の対外的な暴力行為を食い止めることはできなかった。イラン政府は、國內外での活動について、態度を大きく改めるべきだ。『イラン・アクション・チーム』は、國務省および各政府部門と連攜し、米國の対イラン政策が進展を得られるよう推進する。責任者には國務省政策企畫部のブライアン・フック部長が就任し、彼がイラン問題特別代表も務める」と述べました。
イランは、米國がイラン核協議を離脫した後に、米國とは交渉をしないことを表明しています。イランの最高指導者であるハメネイ師は13日、「米國の離脫は橫暴さと不誠実さを表しており、イランに対し一方的に譲歩を求めている。イランはこのような國とは交渉を行わない」と示しています。(RYU、謙)