日本人スタッフのつぶやき377~河北省の省都・石家荘まで日帰り旅行しました。

2018-10-09 15:16  CRI

 こんにちは、日本人スタッフの森です。10月1日~7日の國慶節の大型連休中、好天に恵まれて各地とも行楽客で賑わったとのニュースはご覧いただけたかと思います。ニュース擔當である私は殘念ながら7連休というわけにはいかず、3日間ほど當番出勤しました。その合間を縫って10月4日に、河北省最大の都市である石家荘に行ってきました。

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 いつものように「汽車旅」です。この日は7連休のちょうど中日で移動が一旦落ち著くころであり、列車の切符は難なく入手できました。ご覧の通り車內はかなり空いています。朝7時に北京西駅を出発し、古都・洛陽行きの列車に乗り込みました。

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 単調な河北平野の景色を3時間余り眺め、石家荘駅で下車しました。寫真では分かりづらいかもしれませんが、駅舎はすさまじい大きさです。この駅は6年ほど前に、従來の場所から南へ3キロほど移転して新設されたものです。

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 東西を結ぶ橋上から撮影しました。移転とほぼ同時に高速鉄道が開通し、ホームを20數本も抱える極めてスケールの大きな駅に生まれ変わりました。高速列車と客車が見えますが、高速鉄道の駅は郊外に設けらることが多く、このように在來線と混在している例はさほど多くありません。こうした駅は利用者にとって非常に便利です。

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 駅構內の地下連絡通路です。北京駅など従來型の駅はえてして出口が片側のみしかありませんが、この點でも便利になっています。延點と続くこの通路は300メートルほどありそうです。また最近は、飲み物の自動販売機もあちこちに見られるようになりました。ただし見本品はダミーボトルでなく本物のようですが。

 1時間近くかけて駅を見學した後に、今回の最大のお目當てを體験します。

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 駅に直結している地下鉄に乗り込みました。中國では現在、省都を中心に各地で軌道交通の建設が急速に進んでおり、石家荘も去年に念願の地下鉄が開通しました。クッションのない座席ではありますが、北京の地下鉄より車體が一回り大きいのは意外でした。ドアは片面5か所あります。

 地下鉄を一通り乗り終えてから、改めて地上に出て街中を見て回ります。今度はシェア自転車で移動します。

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 石家荘は北京に近いので、これまで何度も訪れていますが、今回は地下鉄やシェアサイクルを利用したことにより、行動半徑がはるかに広がりました。また上寫真の通りに自転車道が非常に整備されており、坂道もないので気持ちよく走行できます。なお私は大學自転車部出身です。

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 こちら、移転前の舊駅舎です。現在も取り壊されず、展示イベントなどに利用されているようです。このすぐ近くに先ほどの地下鉄の駅もあります。

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 帰りはこちら、今や都市間移動の足になった高速鉄道に乗りました。北京までの所要時間は在來線の半分以下です。

 時間の都合で名所舊跡などはほとんど巡れませんでしたが、久しぶりに訪れた場所が変貌を遂げている様子を見るのは、中國生活者にとって大いなる楽しみの一つです。特に鉄道や道路について、急速に整備されているありさまを目の當たりにすることができます。その一方で、石炭工場や製鉄所など、従來型の産業施設が朽ち果てて取り壊されている光景も目にしました。(森 雅継)

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10月29日放送分
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