北京
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香港特別行政區科學技術創新局の楊偉雄局長は19日、行政手続きに関する25種類の情報を搭載したデジタル身分証明書(eID)を、2020年までに導入すると発表しました。公営住宅の入居申請や納稅などさまざまな手続きが行えるものです。
この試みは、去年発表した「香港スマートシティの建設計畫」に盛り込まれているものであり、新たな身分証「eID」は、生體認証や指紋、聲紋、顔認証などにより本人であるかを確認し、市民は政府のオンラインシステムにより公営住宅の入居申請や納稅などの25種類の手続きが可能になるとのことです。
また、楊局長は「eIDは今使われている身分証よりもセキュリティー性がはるかに高い」と強調しました。
なお香港では、現行のカード式身分証を今年12月27日から段階的に新しいものに切り替え、4年間で全住民の分を置き換える予定とのことです。(雲、森)