北京
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23/19
米國のトランプ大統領は20日、中距離核ミサイル(INF)全廃條約を破棄する考えを表明した一方、ロシアが長期的にこの條約に違反していると非難しました。
これは、トランプ大統領がネバダ州で行われた集會活動に參加した後、記者のインタビューに対して述べたものです。
國家安全保障を擔當するボルトン補佐官はこの日、ロシアなど4カ國を訪問するためにワシントンを出発しており、條約から撤退することをロシア側に伝えるのが任務の一つだと伝えられています。
なお、INF全廃條約は1987年に米國と舊ソ連が調印したもので、射程500kmから5500kmの地上発射弾道ミサイルと巡航ミサイルを全廃すると定めました。
これを受けて、ロシア外務省は21日、「トランプ大統領がINF全廃條約を破棄しようとする行動は、一國集中の世界を求めているからだ」と指摘しました。(藍、星)