梅蘭芳の初訪日100週年を記念しシンポジウム開催

2019-01-27 17:46  CRI

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シンポジウムの會場

 中國を代表する京劇の名優・梅蘭芳が初めて日本を訪れてから100年となるのを記念して、北京にある中國蕓術研究院で26日、學術シンポジウムが開かれました。梅蘭芳記念館の屠珍名譽館長と劉禎館長、國際交流基金北京日本文化センターの高橋耕一郎所長、日本大使館の堤尚久文化広報公使など、中日両國から120人が集まりました。

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會場入り口の様子

 梅蘭芳(1894-1961)は、1919年、1924年、1956年の3度にわたり日本で公演を行ったほか、1930年の米國公演の際にも日本に立ち寄り、演劇界を初めとして各界と交流を深め、今も受け継がれている京劇と歌舞伎の交流など、両國の演劇交流の道を切り開いた象徴的な存在としても知られています。

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発表中の梅蘭芳記念館の劉禎館長

 劉禎館長は挨拶の中で、梅蘭芳が激動の時代をかいくぐって出國し、中國の伝統蕓能である京劇を海外に広めたことの意義を高く評価し、「日本公演で成功を収めたからこそ、その後の米國、歐州公演につながり、京劇を初めとする中國の演劇が世界の演劇と対話や交流をする形が初めて確立された」と述べました。また劉館長は、梅蘭芳を無盡蔵の「富鉱」(産出量の多い鉱山)にたとえて、研究する意義を強調しました。

 シンポジウムでは、梅蘭芳記念館、北京外國語大學、中國人民大學、北京大學、清華大學、中國社會科學院、華南師範大學、北京戯曲評論學會及び日本の早稲田大學、桜美林大學の14人の學者が発表を行いました。梅蘭芳の初訪日をめぐり、當時の社會や時代背景、中日両國の演劇交流、両國メディアの取り上げ方、東洋の美意識への目覚め、資料の整理の現狀など、多様な視點でディスカッションが行われました。

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出席者の記念寫真

 また記念館は、梅蘭芳の100年前の足跡をたどる形で、東京、大阪、神戸などで3カ月にわたり記念展や學術シンポジウム、記念公演など、一連のイベントを行う予定とのことです。

(取材:王小燕)

 

 

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