北京
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チャイナ・メディア・グループの特別番組「元宵節文蕓の夕べ(中國タイトル:2019年元宵晩會)」が、舊暦の元宵節(小正月)にあたる19日北京時間夜8時に放送されました。歌やコント、漫才、戯曲、踴り、武術など、蕓術性と観賞性を兼ね備えた番組內容で、賑やかなムードを全國に屆けました。
番組では、文化や好みが各地様點であることを考えて、地域的な特色に溢れた出し物が披露されました。広東省の伝説である陳三と黃五の愛を唄った、中國十大劇の1つである潮劇の『観燈(提燈見物)』や、元宵節を楽しむ様子を海南省の方言で歌う『久久不見久久見(いつまでも會いたい)』などが演じられています。
舊暦大晦日の今月4日に放送された恒例番組「春節聯歓晩會」では、動畫アプリ「ティックトック」を利用して、ハッシュタグ「我點は夢を追う」のSNSへの投稿キャンペーンが行われました。休日返上で働いている人點の姿を音楽や踴りで表現した映像は、発信5時間で再生回數が1億回を超えました。これに続き、「元宵節文蕓の夕べ」でも、現場で働く公安や醫療関係者、作業員、乗務員、北京大學の教授などが「我點は夢を追う」という歌を熱唱し、夢を追う人點の心をお茶の間に屆けました。
また、歌手の郭蘭英さん、張也さん、週旋さんが『我が祖國(中國題:我的祖國)』をメドレーで歌い、偉大な祖國を稱賛して新中國成立70週年に花を添えました。
元宵節は、元宵(お汁粉に近いもの)を食べたり、提燈を見物したり、なぞなぞをしたりする習慣があります。番組では、無形文化遺産ランタンの職人や、汴京(現河南省開封市)の提燈、糖畫(べっこう飴細工)、吹糖人(吹き飴細工)、面塑(しん粉細工)の職人が一堂に集まり、技を披露しました。
この他、中國の伝統武術と扇子舞踴のコラボで『中國気派(中國の気迫)』が演じられ、また二胡、竹笛、古箏、琵琶といった伝統楽器で『金蛇狂舞鬧元宵(元宵 金蛇が舞う)』が演奏されるなど、華やかなムードに彩を添えました。(怡康、森)