北京
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寫真提供:人民網
中國では、毎年6月の第2土曜日は「文化と自然遺産の日」です。その日に當たる8日、北京の世界遺産・天壇公園で、南西部の一角にある広利門とその周辺の3.2ヘクタールが68年ぶりに公開されました。
このエリアは公園の內壇の一部であり、1951年に北京園林機械の修理工場が立地しました。この工場は2007年に廃止され、建屋の一部は公園職員の事務所になりました。その後、公園の保護や修復のため建屋が撤去されて、このエリアにある広利門や古い壁、輿路などの遺跡が再び姿を現しました。
天壇公園は明朝時代の永楽18年(1420年)に建てられ、明と清の皇帝が天を祭る場所でした。歴史ある世界遺産の公園の全エリアを復元するため、2030年まで保護や整備事業が行われる予定です。(鵬、森)