北京
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中國日本友好協會の招きにより、今年二陣目となる日本の大學生代表団が11日に北京を訪れ、一週間に渡る中國見學を始めました。代表団を歓迎するレセプションが12日好苑建國飯店で催され、中國人民対外友好協會の宋敬武副會長をはじめ、在中國日本國大使館の堤尚広公使、北京林業大學と日本各大學の學生ら約200人が參加しました。
宋副會長は代表団に歓迎の意を表し、「中日関係は新たな歴史的スタートラインに立ち、中日青少年交流は良きチャンスに恵まれている。今回の訪問を通して、代表団の皆さんには同年代の中國人大學生と深い友情を結び、蘭州と敦煌で新舊の『一帯一路』の魅力について身を持って感じて頂きたい。中日関係の未來に向けて、両國の共同発展に手を攜えて力を捧げていこう」と述べました。
堤公使は、「昔の中國へのイメージを捨て去れて初めて、今の中國を客観的に認識できる。今日の中國を見て、強烈で新鮮な刺激を毎日受けている」と自身の感想を述べ、代表団の若者らに対して「日本を代表する一人として、自分の持っているものを存分に中國の方に披露すると同時に、自ら見た中國の姿を積極的に周囲に伝え、相互理解の増進に役立ててほしい」と期待を寄せました。
また、日中文化交流協會の常任理事を務める宮廻正明団長は中國各方面における発展の著しさに感嘆した上で、「敦煌研究院が全ての研究內容を我點に開放し、我點も特許技術であるクローン文化財を中國側と共有したいと考えている。文化は獨佔ではなく、共有する時代がやってきている」として、「代表団の若者が中國を好きになり、この芽が大きく開いて、中國と日本の交流が盛んになることにより、真の平和が訪れることを期待している」と語りました。
その後、中日両國の大學生らはダンスと美しい歌聲のパフォーマンスを披露し、中華料理を楽しみながら深く交流しました。
なお、代表団は北京のほか、蘭州と敦煌を訪れる予定です。多くの學生は北京で中國の現代発展を感じるとともに、これから間近で中國の歴史と觸れ合えることに期待を示しました。(文責・張怡康、撮影・李陽)