大阪で聞く新時代の中日関係~金剛組・関西大學関係者の聲

2019-07-09 21:31  CRI

聞き手:王小燕

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 今回お送りするのは、G20大阪サミットの取材で大阪を訪れた際に伺った、「大阪と中國とのかかわり方」に関する企業関係者、若者、大學教師の皆さんの聲です。

 さて、中國の起業家や経営者向けのビジネススクールには「世界の長壽企業」という題の人気の研修プログラムがあります。その中で必ずと言って良いほど取り上げられるのは日本の長壽企業です。中でも、世界最古の企業として知られるのが、今年で創業1441年目を迎える、社寺建築を手掛ける企業・株式會社金剛組です。大阪市四天王寺に本社を構える金剛組では現在、毎月のように中國からの企業家研修団の訪問を受け入れているそうです。まずは金剛組大阪本店執行役員で、CS本部長の阿部知己さんのお話をご紹介します。

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金剛組大阪本店執行役員、CS本部長の阿部知己さん

 世界的イベントであるG20の大阪開催を背景に、阿部さんは「綿點と受け継がれている文化」が大阪にあり、コンピューターではできない五感を重んじる手作業にこだわった技の伝承に注目してほしいと訴えます。

 同じく、國民同士の交流において「文化」が果たす大切な役割を指摘したのは、作家で関西大學客員教授の毛丹青(マオ・タンセイ)さん。毛さんは日本滯在歴33年で、日本の大學で教鞭をとるようになってから今年で10年目を迎えるそうです。

 27日、関西大學正門付近のカフェで行われた毛先生の授業にお邪魔しました。出席した5名の學生(浜光輝さん、永野駿鬥さん、高橋瞳さん、于博さん、永井嘉美さん)にマイクを向けてみました。皆さんはどのような思いで中國語を専攻し、今後の進路についてどのように考えているのでしょうか。日本人の若者たちの目に映る中國語と中國、初點しい感性が光っていました。

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左から毛丹青教授、永野駿鬥さん、王小燕記者、斉鵬記者

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関西大學正門(6月27日撮影)

 最後は、中日文化の懸け橋として活躍されている毛さんに、今実感している中日関係の新時代をめぐって、最近の注目點を伺いました。

 G20大阪サミットの開催で、世界の大阪に対する注目が高まっています。今回はそうしたことを背景に各界の聲を聞くことができました。歴史を受け継ぐ文化の力と、一人一人の市民同士の直接的なふれあいの大切さを思い知らせたインタビューでした。きっとこれは中國と日本の二國間だけでなく、世界規模で人と人との付き合いを考える上でも共通することではないでしょうか。

 この番組をお聞きになってのご意見やご感想をぜひお聞かせください。メールアドレスはnihao2180@cri.com.cn、お手紙は【郵便番號100040 中國北京市石景山路甲16號中國國際放送局日本語部】もしくは【〒152-8691 東京都目黒郵便局私書箱78號 中國國際放送局東京支局】までにお願いいたします。皆さんからのメールやお便りをお待ちしております。

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