北京
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「2019一つの心・一つの根~萬里の旅」に參加した香港の青少年が北京の居庸関萬里の長城で記念撮影(7月21日/撮影:新華社 鞠煥宗)
年に一度のイベント「2019一つの心・一つの根~萬里の旅」の一環として、300名余りの香港の青少年が21日、北京郊外にある萬里の長城の一つ・居庸関長城を見學しました。
「一つの心・一つの根~萬里の旅」は2002年にスタートした、香港の青少年が中國大陸の各地を訪れるツアーで、これまで北京市、江蘇省、重慶市、內蒙古自治區、陝西省、寧夏ホイ族自治區、黒龍江省などを訪問してきました。
「2019一つの心・一つの根 萬里の旅」に參加した香港の青少年が北京の居庸関萬里の長城を見學(7月21日/撮影:新華社 鞠煥宗)
同イベントを18年間続けてきた想いについて、組織委員會のリーダーを務める黃衛民さん(64)は「香港の若者たちに、中華文化や大陸部の発展をその目で見てもらい、國家に対する共感や民族としての誇りを高めるためだ」と語り、「大陸部の旅は正しい世界観と歴史観の樹立につながる。香港と大陸部の青少年同士の友情を深めていければ」との期待を寄せました。
「2019一つの心・一つの根~萬里の旅」は28日まで続き、北京の萬里の長城や人民大會堂、歩行者天國で知られる「王府井」などを見學するほか、山東省の泰安市、青島市といった地方都市も訪れる予定です。(Lin、謙)