北京
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23/19
日本全國の若者を対象にした「Panda杯全日本青年作文コンクール2019」の表彰式が5日、北京市の外文出版発行事業局で行われました。
このコンクールは、日本の中國大使館、雑誌社「人民中國」、日本科學協會の共同主催によるもので、今年は「@Japan わたしと中國」をテーマに513人が応募し、受賞者55人のうち、優秀賞受賞者など26人が訪中しました。
外文出版発行事業局の杜佔元局長は、「千年前に遣唐使が両國交流史の幕を開いた。約百年前、國を救うことを志す若者が日本に留學し、新中國成立後に両國の知識人が國交正常化を実現させた。改革開放以降、日本は中國の現代化建設を支援した。新時代において、日本の若者が先人から続く中日友好のバトンを引き継ぎ、中國の若者と両國関係のより良い未來を築いてほしい」と述べました。
訪中団の団長を務めた日本科學協會の梅幹野晁評議員は、「若いうちに現地を見るのはいい経験になる。これからも色點なものを経験してほしい」と示しました。
優秀賞を受賞した京都大學大學院生の大谷琢磨さんは、アフリカのウガンダで実感した中國の現地支援の取り組みと、西側メディアなどの中國批判報道に疑問を持ったことをきっかけに、中國に興味を持つようになり、今回のコンクールに投稿したと話しました。また、中國の學生との交流を通じて、「日本と中國の人は同じような趣味を持ち、同じような會話ができると実感できた。今後はSNSなどを通じて、中國について感じたものを発信していきたい」との考えを示しました。
同じく優秀賞を受賞した聖心女子大學の髙塚小百合さんは、「想像以上に発展していて、活気を感じた。自身で感じた北京の魅力や學生の勉強ぶりなどを周りの人たちに伝えていきたい」と初めて中國を訪れた感想を語りました。
このコンクールは、日本の若者の中國に対する認識と理解を深めてもらうことを目的に2014年に始まり、今回で6回目です。訪中団一行は2日から8日にかけて北京市と西安市を訪れます。(取材・寫真:RYU 映像:李陽)