北京
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現在開催中の北京國際園蕓博覧會で1日、2台の國産水素燃料電池シャトルバスが登場し、観客らの注目を集めました。北京市延慶區科學技術委員會の紹介によりますと、2台の水素燃料電池バスは園蕓博の敷地內でテスト運行と水素エネルギーの宣伝キャンペーンを行う予定となっており、2020年のアルペンスキー世界選手権の延慶會場や2022年の北京冬季五輪での利用に向けて運用データを蓄積するということです。2022年の冬季五輪開催時、グリーン、ゼロ炭素、エコな水素燃料電池バスが送迎サービスや選手サービスなどの任務を擔うほか、延慶區では水素燃料電池バス用の専用コースも設けられる予定であるとのことです。
中関村延慶パーク管理委員會の紹介によりますと、延慶區は國家電力投資グループ傘下の中國電力國際有限公司と共同で延慶水素エネルギー産業パークの建設を企畫しており、グリーンな水素エネルギー産業を巡る裝置開発、生産、技術の応用と訓練などを展開し、水素エネルギーの産業化の加速を図っていくということです。同時に、中國電力國際有限公司は、延慶區で水素供給ステーション2基と水素生産工場1箇所を建設しており、アルペンスキー世界選手権や冬季五輪における水素燃料電池車両の運用に向けた準備を進めているということです。(洋、む)
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