北京
PM2.577
23/19
7月に開催された「第2回アジア國際美酒コンテストIN CHINA」の表彰式が23日、北京の日本大使館で行われました。
今回のコンテストは、日本の20の府県あわせて40の酒蔵から108の銘柄の日本酒がエントリーされました。主催側の発表では、參加者は約1400人で、去年の800人から大幅に増えました。また男女別の割合も、去年は男性6割、女性4割でしたが、今年は女性が57%と逆転しました。
今年も同じく「大吟醸」、「純米大吟醸」、「吟醸/純米吟醸」、「純米酒」、「本醸造」という5つのカテゴリーに分けられ、それぞれプラチナ賞と金賞が選ばれました。さらに、最も高い評価を得たお酒の中から、ゴールデンドラゴン賞と、審查委員特別賞が選ばれました。そして、今回から新しく全日空による「女性人気賞」と「男性人気賞」も設けられました。
加藤吉平商店代表 加藤團秀さん(左)
審查の結果、「梵・ゴールド」がゴールデンドラゴン賞を獲得し、また「女性人気賞」にも選ばれました。出品者代表の加藤團秀さんは、このお酒の特徴について「すき透るような透明感のある香りと味が特徴で、マイナス10度で1年以上熟成させたお酒です」と説明し、「日本には美味しいお酒がまだまだたくさんありますから、是非皆さん方、特に中國の方に飲んで頂いて、もっともっと中國と日本の友好が深められたら最高だと思います」と語りました。
また、審查員代表のALAN WONGさんは、コンテストについて「女性に受ける酒の好みからみると、去年の甘口からやや重みが出る傾向へ変わって來たと思います」とコメントしました。
このイベントは、一般社団法人全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議會、中國食品工業協會、日本料理普及促進會が共同で主催し、日本大使館、ジェトロ北京、自治體國際化協會、中國日本商會の後援により開催されたものです。(取材:とんとん、王巍、星和明)