北京
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ジョージ・ワシントン大學での遼寧バレエ団による『花木蘭(ファ・ムーラン)』の公演(撮影:米紙『ワールド・ジャーナル』 羅暁媛)
米ワシントンのジョージ・ワシントン大學でこのほど、遼寧バレエ団による中國バレエ『花木蘭(ファ・ムーラン)』の公演が行われました。『花木蘭』は、中國古代の英雄物語と西洋の古典蕓術を結び付けることで、遼寧バレエ団が3年をかけて創作したバレエ作品です。
「花木蘭」は中國に広く伝わる、父の代わりに男裝をして出兵する勇敢な女性の物語ですが、米國でもディズニーアニメ『ムーラン』の影響でよく知られています。ディズニーは2020年に実寫版『ムーラン』を公開すると発表しており、英語圏ではいま、「花木蘭」人気が再燃しています。今回のバレエ公演に足を運んだ米國人の観客も「分かりやすく、うまく構成された舞臺になっている」「慣れ親しんだ『ムーラン』のストーリーと重なった」と話しています。
遼寧バレエ団は今回、米國やカナダの6都市で計10回以上の公演を行うツアーを実施しています。ニューヨーク、フィラデルフィア、ボストン、ワシントンでの公演を終えて、カナダへ向かう予定です。(玉華、謙)