北京
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イランの報道機関は14日、「ジャハーンギーリー第1副大統領は、『米國がイランに最大限の圧力をかけているのは、政権を崩壊させるためだ』と述べた」と指摘しました。
イランイスラム共和國通信は、ジャハーンギーリー第1副大統領が公開活動で行った演説を引用し、「米國がイランに最大限の圧力をかける『最終目標』は、政権を崩壊させるためで、『短期目標』は経済に壊滅的な打撃を與えるためだ」と強調しました。
イランは4年前の2015年7月、核開発の制限を約束するとともに、國際社會がイランへの制裁を解除するといった條件で、6カ國による核合意を結びました。しかし去年の5月に米國が離脫を発表し、その後イランへの制裁を再開しています。一方イランも対抗措置として、核合意に盛り込まれた內容に対して三段階に分けて履行を中止してきました。
こうした狀況から、米國のトランプ大統領は「核合意に関する交渉を再開したい。イランの政権を打倒するつもりはない」と繰り返し表明していますが、イランは強硬姿勢を崩さず、「米の核合意復帰が対話をする前提だ」と重ねて強調しています。(朱 森)