1-8月中國の対外貿易と外資導入が急成長

　國家統計局は16日、工業、消費、投資を含む8カ月間の國民経済の運行に関するデータを発表しました。1月から8月にかけて、中國の対外貿易と外資導入は迅速に成長し、外貨準備高が増加しています。

　この日に開かれた國務院新聞弁公室の発表會で、國家統計局の付淩暉報道官は「8月の中國経済は安定をキープしながらやや成長している。経済の年間目標実現のための基礎と條件が整っている」と述べました。

　また、「8月の主な指數には上昇しているものも下降しているものもある。工業生産はやや緩やかになり、サービス業の成長は速くなっている。販売は安定を保つ一方で、投資はやや緩やかになった。経済の運行は安定を保ちながら成長する傾向にある」との見方を示しました。

　1月から8月までの期間中に、一定規模以上（年間売上高が2000萬元以上）の工業企業の付加価値は5.6％増え、社會消費財小売総額は8.2％増えました。輸出入額は前年同期より3.6％増となり、そのうち輸出は6.1％増えています。さらに、中國の実行ベースの外資利用額は6.9％増え、そのうち、8月の成長率は3.6％だということです。（殷、謙）