北京
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國連人権理事會の第42回定期會合が開かれている中、ジュネーブに駐在している中國代表団は18日、「香港:事実と真相」と題する分科會を行いました。現段階の香港について説明が行われ、暴力を早く止めること何よりだとの聲が上がりました。
清華大學香港マカオ研究センターの王振民主任は、「香港は中國に返還されてから、市民の権利の自由度、および民主の度合いが大幅に高まっている。今の問題は、人権の自由がないことや政府が権利の自由な行使を押さえつけていることではなく、人権の自由がゆがめられ、亂用されていることだ。市街地で起きた暴力事件は権利の行使ではなく、あからさまな暴力行為だ。人権の自由などと言っておきながら、大勢の人の基本権利の自由が侵害されている」と強調しました。
深セン大學香港マカオ基本法研究センターの鄒平學教授は「法治は香港の軸となるものだ。いかなる権利の自由も法に守られなくてはならない。暴力で法を破壊することは、人権や自由の侵害につながる」と述べました。(朱 森)