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【ちょっと気になる】
副業剛需(fùyè gāngxū)副業所得に頼る狀態
「副業」は副業のこと、本業ではないサイドビジネスです。「剛需」は経済用語で「硬直的需要」という意味ですが、ここではシンプルに「実際の需要」「本當に必要なもの」と言えます。「副業剛需」で「副業が硬直的需要になる」──つまり、副業の収入が本業を上回るなどして、副業の所得無しではいられない狀態になることを意味します。
これは最近ネットで流行している言葉です。
いま中國には「副業を持つことは大人としてあるべき覚悟だ」という言い回しがあります。「大人として」ではなく「30代として」と言う場合もあります。かつては、サイドビジネスをするにも大規模な協力や作業分擔が必要だったため、できることが限られていました。それが、インターネットの時代を迎えたことで、本業や生活のすきま時間を利用した兼職も、もはや珍しいことではなくなっています。
副業を持つ人が増えているのは、インターネットによってもたらされた雇用関係の変化が関係しています。これまで、雇用と言えば人と企業の1対1の関係でしたが、インターネット時代の雇用は一人対數社、或いは一社対數人、さらには、數人対數社の関係など、変則的になっています。
副業をする人の中には、趣味でやる人もいれば、お金稼ぎが目的の人もいます。副業の収入の方が本業よりも多いと言う人も現れていますが、本業ほど安定的で長続きすることはあまり無いため、あくまで副業は副業のままにしているケースがほとんどです。
さて、この「副業の収入に頼り切りの狀態」について、人點はどう考えているのでしょうか。意見は様點で、単純に良い・悪いとは言えないようです。副業の収入が「頼れるほど増える」のは良いことだという見方もあるでしょう。
本業を疎かにさえしなければ、副業も選択肢の一つになりえます。もちろん、本業に専念したほうが良い業界もあるでしょうから、ケースバイケースなのでしょう。
【キーワード】
又雙叒叕(yòu shuāng ruò zhuó)またまた
{意味}
ネット用語で、たびたび、再三繰り返すことを強調する際に使います。この言葉の出所はなんと、日本のマスコミでした。2012年12月18日、朝日新聞の中國語サイトの微博アカウントが「我們又雙叒叕要換首相了」、日本語に訳すと「わが國の首相がまたまたまたまた……変わることになりました」という記事を出しました。実際には「また」を10回言うべきでしょうかね。とにかく、この漢字の組み合わせがあまりにも面白かったため、ネット用語にとどまらず、中國のマスコミでも広く使われるようになりました。
{使い方}
在“禁區”裏建橋,我們又雙叒叕上新了!
(不可能な場所に橋を架ける、わが國はまたまた「新商品」を出した)
http://news.cctv.com/2019/09/26/ARTIczehtJ5ZqzFSZDrLuV5F190926.shtml?spm=C94212.P4YnMod9m2uD.ENPMkWvfnaiV.412
高端白酒又雙叒叕漲價
(ハイエンド白酒、またまた値上がり)
http://jingji.cctv.com/2018/07/03/ARTIU7mzRtFApHlnekP0rmC9180703.shtml
搶人大戰又雙叒叕升級,薪酬反而下降?
(人材爭奪戦またまたエスカレート 給料は逆に低下?)
http://www.cnr.cn/rdzx/cxxhl/zxxx/20190628/t20190628_524667613.shtml
北京又雙叒叕大到暴雨,這次約到明天晚上了
(北京でまたまた大雨か豪雨 今回は明日の晩に)
http://baijiahao.baidu.com/s?id=1641289635340184675&wfr=spider&for=pc