北京
PM2.577
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國務院はこのほど、「中醫薬の伝承と革新的発展の促進に関する意見」(以下「意見」)を発表し、中醫薬サービスシステムの健全化を図り、中醫薬産業の質の高い発展を推進し、中醫薬の伝承と発展を促進することを目指すなどの目標を示した。
數千年の歴史を持つ伝統的中國醫薬學は、古代から伝承されてきた中國の寶で、大昔の時代から「神農は百草を嘗める」という神話伝説がある。中醫薬は、中國人の健康や生活に重要な役割を果たしてきたが、人材の不足や生薬の質にばらつきがあるなどの悩ましい課題もある。
ここ數年、伝統醫學である中醫薬學は益點重要視されるようになっている。とりわけ、中國共産黨第18回全國代表大會が開かれた後、中醫薬の改革や発展に目覚ましい成果がみられた。その流れの中で、今回発表された「意見」は、國が中醫薬の伝承と発展を促すことを公文書の形でより明確にした。
ところで、隣國日本における漢方薬産業は多くの中國人にとっては、羨慕される発展ぶりである。後漢時代の名醫である張仲景著『傷寒論』と『金匱要略』を原典にした漢方薬が、現在も日本で製造されている。漢方薬はまた、家庭の常備薬としても市民生活の隅點にまで浸透されている。
中國は國民の健康増進に向け、今後、中醫薬を一層活用する必要があるだろう。これを背景に、中日両國は中醫薬分野での交流と協力をより強化されることが期待されている。このような協力は両國の國民に恵みをもたらすだけではなく、人類共通の財産である中醫薬の更なる発展、そして世界各國の人點に福祉をもたらすことでもある。(CRI日本語部論説員)