北京
PM2.577
23/19
南米チリのピニェラ大統領は30日午前、大統領府でテレビ演説を行い、「チリ政府は、チリで予定されていた11月のアジア太平洋経済協力會議(APEC)首脳會議と、12月の國連気候変動枠組み條約第25回締約國會議(COP25)の開催を斷念する。國內情勢の対応を優先する」と発表しました。
ピニェラ大統領は「ここ2週間、チリ國內の複雑な情勢に鑑み、社會秩序の再建を優先させ、國民の要望に応じ、苦渋の決斷をした」と話しています。
ピニェラ大統領は「この決定が引き起こす問題と不都合については大変申し訳なく思う」と示し、チリ経済に対するAPECの重要性、および効果的な措置を講じて気候変動に対応するというチリ政府の約束を改めて強調しました。(殷、Yan)