北京
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中國金融40人フォーラムと米國のピーターソン國際経済研究所(PIIE)が6日、米國の首都ワシントンで、「中國の金融システムと中米貿易摩擦」をテーマとするフォーラムを開きました。両國の専門家たちは「中米斷絶論は危険なものであり、両國にとっても、世界にとってもマイナスになる」と指摘しました。
今回のフォーラムでは、金融イノベーション、質の高い発展、中米貿易摩擦のコントロールなどをめぐり、現在の情勢下における中國経済の発展の見通しおよび中米貿易の緊張情勢からの脫出などの問題について議論されました。
ピーターソン國際経済研究所の上級フェローのジェフリー・J・ショット氏は、「いわゆる『斷絶』は、米中両國の生産力と経済成長にとって、また、両國の全ての貿易パートナーにとっても重いショックとなる。また、そのような言論には政治に不安定さをもたらす力があり、さらに危険である。このような言論は避けなければならない」と述べました。
今回のフォーラムには、中國金融40人フォーラム學術委員會の會長を務める北京大學國家発展研究院の黃益平副院長、ピーターソン國際経済研究所の創設者であるフレッド・バーグステン氏、同研究所の上級フェローのジェフリー・J・ショット氏らが參加しました。(玉華、謙)