北京
PM2.577
23/19
習近平國家主席と彭麗媛夫人は現地時間12日、ギリシャのパヴロプロス大統領と共に、アテネのアクロポリス博物館を見學しました。
両國元首は解説を聞き、習主席が細かい點について質問をする場面もありました。習主席は「中國とギリシャにはいずれも豊富な文化財があり、修復と保護で協力を強化できる。両國には、歴史的な原因によって海外に流出した貴重な文化財が多くあり、文化財の祖國への早期返還の面でも協力を強化できるだろう」と述べました。
さらに「今回の訪問では感慨深いことが多數あり、一言では表し切れない。歴史を顧み、未來に目を向け、両國はより緊密に手を攜えて美しい明日を切り開くことができる。とりわけ、人的交流や文化交流を強化し、文明間の対話を提唱し、文明の異なる國の相互包容と相互勉強を促し、調和的に共存し、世界の平和と繁栄を促進して、人類の運命共同體の構築のためになすべき貢獻をしていく」と表明しました。
これに対してパヴロプロス大統領は「習主席のギリシャ訪問によって両國関係の新たな章が幕を開いた。両國の長い歴史、古くて偉大なる文明が両國國民の心をしっかりと結び付けている。習主席はギリシャ文明に対してしかるべき理解と尊重を示し、ギリシャを東洋と西洋を結ぶ文明の懸け橋ととらえている。これに対し、私はギリシャ國民を代表して感謝を表したい。ギリシャは中國の歴史と文明を大変に尊重しており、中國の現代化建設の成果に敬服し、中國が國際舞臺で崇高な道義の基準を堅持していることを稱賛する。世界各國がいずれもこのような理念を堅持すれば、人類の進む道はより広くなるだろう。世界平和と人類のより良い未來のために両國は交流と協力を強めるべきだ」と述べました。(Mou、Yan、謙)