北京
PM2.577
23/19
習近平國家主席は、ブラジルの首都ブラジリアで現地時間13日、ボルソナーロ大統領と會談しました。
習主席は會談で、「先月、大統領は中國への公式訪問に成功し、合意事項が積極的に実行されている。10日に閉幕した第2回中國輸入博覧會で、ブラジルの出展社の取引額は前回の4.6倍に達し、素晴らしい成績を収めた。共に大きな新興國である中國とブラジルは、広範囲な共通利益を持っている。ブラジルの発展の先行きは有望であり、両國の協力に自信を持っている。ブラジルと発展の経験を分かち合い、成果を共有し、共同繁栄を実現したい。大統領と共に、両國関係の発展の進路を著実に把握し、リードしていきたい」と述べました。
また、習主席は、「中國とブラジルは共に大國であり、互いに尊重し合い、平等にみなし、相互信頼を強固にすると共に、互いに市場を開放し、農産物、鉄鉱石、原油などの基礎的な商品の長期的で安定した直通の供給ルートを検討すべきである。中國企業のブラジルのインフラ建設への參加や、相互連結の促進を支持していく。また、ブラジルで間もなく開催されるBRICS首脳會議を支持し、各國と共に會議の成功を推進していく」と強調しました。
これに対し、ボルソナーロ大統領は、「中國は世界で大きな影響力を持つ大國であり、ブラジルの最大の貿易パートナーである。両國の協力はブラジルの発展にとってますます重要な意義を持っている。ブラジルは中國の市場開放がもたらすチャンスを重視し、二國間貿易を拡大し、より多くの農産物の中國進出を推進すると共に、中國の企業や商品のブラジル進出にも良好な條件を作り上げたい。BRICS首脳會議で、各國と協力して積極的な成果を収められるよう推進したい」と述べました。
會談後、両首脳は共同記者會見に臨み、また協力文書の調印式に立ち會いました。(玉華、森)