北京
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中國國際問題研究院の主催による中東安全フォーラムが27日、北京で開幕しました。中東地域と域外の國の代表計200人近くが、「新情勢下の中東安全:課題と進路」というテーマをめぐって、解決方法、安全協力プラン、安定発展の道のりなどについて討議しました。
外交部の陳暁東部長補佐が基調演説を行い、「事実が繰り返し証明してきたように、多國間主義を堅持し、一國主義に斷固反対し、十分な共通認識に達して、相手國が関心を寄せる問題を互いに配慮し合ってこそ、危機は解決できる。イラン核問題がいち早く全面的な協議の軌道に戻るよう促進すべきだ」と述べました。また、中東地域の安全と安定を脅かしているテロリズムについて、陳補佐官は「中東安全の構築には総合的なテロの取締りが重要である。過激派が新たな拠點を置くことを予防しなければならない」と強調しました。(殷、謙)