北京
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「中日友好を擔う青年たちのサロン」が8日、北京の世紀劇院で開催されました。このイベントは2019年の「中日青少年交流推進年」の一環として、中國國際青年交流センター、在中國日本國大使館、中日青年交流センターが主催したもので、卓球を通じて中日の若者たちの交流を深めることを目的としています。中日両國の卓球愛好者や日本語學習者ら約300人が集まり、ゲストの元卓球女子日本代表・福原愛さんと交流しました。
質疑応答の時間に福原さんは、2020東京オリンピックの卓球競技に參加する両國の選手へ向けたメッセージを求められ、「選手にとってオリンピックは貴重な舞臺。両國のチームとすべての選手が力を存分に発揮し、悔いのない満足のいく試合ができるよう願っている」とエールを送りました。
また、中日両國の友好の懸け橋になることについて、「それぞれの國の文化の違いを尊重しながら心を開いて交流すれば、互いに良い影響が自然に生まれると感じている」と、自身の経験に基づく心境を語りました。
中國國際青年交流センターの洪桂梅副主任は、參加した若者たちに「福原さんを模範として努力するように」と激勵し、在中國日本國大使館の堤尚広公使は「2020年の『中日スポーツ交流推進年』の関連イベントにも両國の皆さんに積極的に參加してもらい、共に日中友好の促進に努めたい」との期待を寄せました。
交流會の後に、參加者らは卓球のミックスダブルス試合で絆を深めたほか、福原さんと一緒に「中日青年 手を攜えて前進(中國原文:中日青年攜手前行)」という內容の書道作品を製作しました。會場は終始、熱気と笑顔に包まれました。
イベントに參加した北京外國語大學日本學研究センター3年生の黃宇宏さんは「中國と日本の架け橋になる夢を持っている。外交と國際事業に攜わることで中日関係を良くしていきたい」との意気込みを語りました。
中央民族大學に留學中の伊藤潔音さんは「福原さんがSNSなどを通して日點発信しているメッセージが、自身の中國語を頑張るモチベーションになっていて、中國留學のきっかけにもなった。今年9月に始まったばかりの中國生活は楽しいことばかりで、來てよかったと思っている」と話しました。
中學時代に卓球を始めたという、中國科學院過程工程研究所に留學中の山本拓海さんは「中國でも卓球を続けて、多くの中國人の友達ができた。今日のイベントも色點な人と出會える良い機會になった」と述べました。(文責:張怡康、寫真・映像:瀋エン)