注目の映畫新作 2020年1月 Vol.1

【國産編】

動物特工局（Spycies）
公開日：2020年1月3日
監督：張志一（ジャン・ヂィーイー）ギヨーム·イヴェルネル
主演（吹替）：姜広濤（ジアン・グアンタオ）馬正陽（マー・ヂェンヤン）韓嘯（ハン・シャオ） 吟良犬（イン・リャン・チュエン）林強（リン・チャン）湯水雨（タン・シュイユイ）
　2019年5月にアヌシー國際アニメーション映畫祭審查委員會の推薦により、カンヌ國際映畫祭のスペシャル部門「Annecy Goes to Cannes Animated features」に登場し、2019年6月に上海國際映畫最優秀アニメ映畫賞へのミネートを果たした中仏合作のアニメ映畫『動物特工局（Spycies）』が遂に2020年の中國一般公開を決定！本作は、動物の世界を揺るがす大事件を解決するため、エージェントとして活躍する貓とネズミが手を組んで真相究明に挑む冒険活劇です。劇中音楽の製作には日本からX JAPANのYOSHIKIが參加。

【洋畫編】

ファイティング・ウィズ・マイ・ファミリー（中國題：為家爾戦）
公開日：2020年1月10日
監督：スティーヴン・マーチャント
主演：フローレンス・ピュー ジャック・ロウデン ニック・フロスト レナ・ヘディ ドウェイン・ジョンソン
　2019年7月に公開予定の米英合作の伝記映畫『ファイティング・ウィズ・マイ・ファミリー（中國題：為家爾戦）』が、2020年1月に中國で封切られます。本作は、プロレス団體WWEの美人レスラーとして知られるペイジことサラヤ・ジェイド・ベビスと、そのレスラー一家の実話に基づいて製作されたもので、2012年に英國で放送された同家族のドキュメンタリー番組『The Wrestlers: Fighting With My Family』が原案です。ペイジ＝サラヤ役を新鋭女優のフローレンス・ピューが務めており、元WWEスターで中國で「巨石強森」のニックネームで親しまれるドウェイン・ジョンソンが本人役を演じているほか、同作品のプロデューサーも手がけています。この作品は2019年1月にサンダンス映畫祭でプレミア上映され、2月に全米で公開されました（日本公開は未定）。ドウェイン・ジョンソン主演の新作といえば、19年8月の『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』に、19年12月の『ジュマンジ/ネクスト・レベル（中國題：勇敢者遊戯2：再戦巔峰）』が続き、いずれも中國で週間1位の好成績を収めたため、この作品への期待も高まっています。（ミン・イヒョウ 謙）