北京
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2020年は紫禁城が建築されて600年、故宮博物院設立95週年という節目の年です。
故宮博物院はこのほど、「紫禁城創建600年ならびに故宮博物院成立95週年記念」という重點イベントの開催を明らかにしました。
2020年、故宮文化を広める一連の映像コンテンツが配信されます。それには、テレビドラマ『故宮如夢(故宮夢の如し)』、ドキュメンタリー番組『紫禁城』、バラエティ番組『上新了・故宮(新発表・故宮)』、舞臺劇『紫禁城』などが含まれています。
さらに2020年、故宮博物院は『徐邦達集』、『劉九庵書畫鑑定研究筆記』など生涯をかけて故宮を守ってきた學者の文集を出版するほか、古代建築展やテーマ別書畫展、古代器物展などの展示會を行う予定です。5月には『韓熙載夜宴図』を中心とした「往昔世相(かつての世相)─故宮博物院収蔵古代人物畫展」が行われます。この畫は古代工筆重彩畫の最高レベルを代表するもので、今回は9年ぶりの展示となります。
故宮博物院の王旭東院長は、月ごとに公式HPを更新して、高解像度の新しい文化財の寫真を公開すると共に、現代技術を駆使して文化財を「復活」させ、體験型の見學を目指しているとしています。
また、中國人民銀行の2020年貴金屬記念コイン発行計畫によりますと、4月に中國人民銀行が紫禁城創建600年記念の金、銀のコインを発行するということです。(ヒガシ、星)