北京
PM2.577
23/19
李克強総理は北京で6日、中國を公式訪問中のラオスのトンルン・シースリット首相と會談し、両國の金融や情報、電子商取引などにおける複數の二カ國間協力文書の調印式に共に立ち會いました。
會談の中で李克強総理は「両國の運命共同體を構築するための行動計畫をラオスと共に実行していく。重要なインフラ整備プロジェクトを推進し、金融や農業の分野における協力深化に力を入れていくとともに、より多くのラオスの優れた農産物の中國進出を歓迎する」との中國政府の立場を示しました。その上で、「中國は、実力と信用を備えた中國企業のラオス進出を支持する。また、瀾滄江・メコン川協力第3回首脳會議のホスト國であるラオスをサポートしていく。ラオスを含めた東南アジア諸國連合(ASEAN)の各國と、地域経済の一體化や、東南アジア地域包括的経済連攜(RCEP)の予定どおりの年內調印に向けて努力していきたい」と強調しました。
これに対してシースリット首相は「中國とは、國政運営に関する経験の交流を強化するほか、貿易や投資、観光、農業に関する協力の深化に力を入れていく。また、両國の鉄道プロジェクトの確実な実施に全力をあげていく」とした上で、「良好なビジネス環境作りに向けて、貿易の利便化を目指し、中國企業の投資と進出を歓迎する。第3回瀾滄江・メコン川協力第3回首脳會議の成功を確保するために、中國を含めた各側との協力を密にしていく」と強調しました。(朱 謙)