北京
PM2.577
23/19
今月、王毅外交部長がアフリカ5カ國歴訪に赴いた。中國の外交部長は、1991年から30年間連続で新年初回の訪問先にアフリカ國家を選んでいる。この伝統は、中國がアフリカ諸國との関係を高度に重視しており、雙方の友好が時間の経過とともに深まっていることの証明と言える。
中國政府はこれまで40年間、國連憲章に則り、他國への內政幹渉をしないという原則を守りながら、アフリカへの無私の援助を行ってきた。現在、アフリカのあちこちで、中國政府が援助し建設した道路、鉄道、ダムなどが活躍し、現地の人點の生活に貢獻している。また、各國が自力での発展能力を身に著けられるようにも援助している。そして、その成果は芽生え、育ち、実を結びつつある。
一方で、アフリカ國家の中でも、ジンバブエの狀況はこれと正反対になっている。それはこの20年間、アメリカやイギリスなどの西側諸國からの一方的な制裁を受けていたためだ。ジンバブエでは経済が衰退し、人道危機も発生している。
このように、西側諸國はアフリカ大陸で「外交」という名の棍棒を亂暴に振るい続けている。援助政策を行うにしても、政治條件を付けて、ありがたい説教を添える。その目的はただ、西側社會の価値観とやり方を認めさせることにある。アフリカの伝統ある文化遺産、精神、信仰などを完全に無視している。
「靴が合うかどうかを、一番よく分かるのは履く本人だ」
どんな政策がアフリカの発展にふさわしいか、誰が現地の民衆に受け入れられるか。悪意ある指摘や偏見ある報道からでは、その答えは見出せない。現地の人點の聲に耳を傾けるべきだろう。
ジンバブエのシブシソ・ブシ・モヨ外務國際貿易大臣は先日発表した文章の中で、こう書いている。「平等なパートナーとして、アフリカと悠久かつ絶えざる友好を結ぶ中國は、アフリカにとって『最優先のパートナー』だ。それは、中國がアフリカ大陸を理解し、尊重してくれているからだ」。(CRI日本語部論説員)