北京
PM2.577
23/19
中國の中央銀行である中國人民銀行は16日、2019年の金融統計を発表しました。それによりますと、2019年の中國社會の新規融資(一定期間に実體経済が金融システムから得た資金)は累計で25兆5800億元に達するということです。そのうち、実體経済への人民元建て貸付金額は16兆8800億元になります。これは中國の金融機関が実體経済をサポートする能力がさらに強まったことを意味しています。
金融統計は、「2019年の新規融資は前年より3兆800億元上回っている。2019年末、中國の企業および公共機関・公共団體への貸付金額は10.5%増で、前年同期より0.6ポイント高くなった。また、年間新規貸付は9兆3600億元で、前年同期より1兆3500億元増えた」と明らかにしています。
中國人民銀行調查統計司の阮健弘司長は、「新規の中長期貸付は5兆8700億元で、主に製造業、インフラ施設分野、サービス業などに集中している」と示しました。(殷、星)