北京
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2019年末、困難の「困」が「2019年海峽両岸の年度漢字」に選ばれました。「困」には台灣島內が難局に陥っていることが示され、両岸の人點の心の聲を表しています。2020年を迎えて間もなく、蔡英文氏が台灣地區の指導者に再任したことから、台灣では蔡氏が両岸の「切り離し」を引き続き推進するとの聲が上がっています。
台北大學の鄭又平教授は、「今日に至ってもなお、民進黨は両岸間の平和と安定に関して、雙方は共に責任を負うべきだと話している。これは明らかに、現在の台灣海峽の情勢が緊張化した責任を大陸側に擦り付けようとするものだ。しかし、蔡氏は2016年の就任以降、両岸の平和と安定の基盤を破壊し、『九二共通認識』を拒否するだけでなく、『九二共通認識』の內包と精神を歪曲して、台灣地區と両岸関係を『困』難な局面に陥らせている。蔡氏の一連のやり方はまさに、『九二共通認識』を認めなければ、台灣にマイナスの影響をもたらすほかはないということを事実として台灣の人點に伝えているものだ」と批判しました。
鄭教授はまた、「民進黨の妨害と抑圧を受けているにもかかわらず、両岸の人點が交流を希望する聲は依然として高まっている。人心の融合、社會の交流は非常に自然的な傾向であり、少數の『台灣獨立』勢力の企みで妨害されるものではないことが示されている。事実を前にして、両岸の『切り離し』を推し進めようとする蔡氏の幻想は、攻めることなく自ずと破滅する」と指摘しました。(玉華、星)