北京
PM2.577
23/19
2020年の世界経済フォーラム年次総會が間もなく、スイスのダボスで行われる。中國の習近平國家主席は3年前、ダボスでの基調講演で、「世界を悩ます問題を単に経済グローバル化に帰することは、事実に合致しないだけでなく、問題解決にも役立たない」と論斷し、「経済グローバル化によるチャンスと試練に直面し、あらゆるチャンスを十分に利用し、あらゆる試練に協力して対応し、経済グローバル化の方向をしっかりと導く」と指摘した。
この3年間、中國は協力パートナーと手を攜えてグローバル化を斷固擁護し、世界経済の成長をけん引してきた。中國は経済グローバル化の受益者であり、それ以上に積極的な貢獻者である。
中國は開放を絶えず拡大し、チャンスと利益を共有し、互恵とウィンウィンを実現している。中國は質の高い「一帯一路」の建設や中國國際輸入博覧會の開催などを通じて、全世界の協力メカニズムの活性化に努めている。「中國イノベーション」は世界経済に発展の動力を注ぎ続けている。中國はグローバルガバナンスシステムの建設に積極的に參加し、世界経済秩序をより公正で合理的な方向へ発展させるよう努めている。中國の提唱により設立されたアジアインフラ投資銀行(AIIB)の加盟承認數は現在、102カ國・地域まで拡大し、発展途上國は出資比率の多くを佔め、比較的大きい発言権を有している。
この3年間、中國は実際の行動で如何に「経済グローバル化の方向をしっかりと導ける」かを説明してきた。世界経済の成長を促し経済グローバル化の方向をしっかりと導いていく上で、開放し続ける中國が引続き、重要かつ獨特な役割を果たしていくだろう。(CRI論説員)