北京
PM2.577
23/19
習近平國家主席は22日、要請に応じてドイツのメルケル首相と電話で會談しました。
習主席は「中國はドイツとの関係を終始重要視しており、両國が互いに頼り合う、イデオロギーを超えるパートナーになれるよう期待している。中國が関係國と経済貿易協力を行うことは、歐州やドイツを含むその他の貿易パートナーの利益に影響しない。協力、ウィンウィンの精神に基づき、ドイツとの経済、貿易、科學技術、文化など各分野におけるさらなる協力を計りたい。ドイツが今後も、中國企業の対ドイツ投資のために公平な環境を提供していくよう望んでいる。また、気候変動や世界貿易機関(WTO)の改革などグローバルな経済ガバナンスについて、ドイツとのコミュニケーションを強化したい」と述べました。
メルケル首相は「中國がドイツに市場を開放し続けていることを稱賛する。ドイツも引き続き中國に市場を開放していく。ドイツは、中國を含む各國の企業に公平に対処する」としました。また、「中國が新型コロナウイルスによる肺炎の感染に即時対応し、情報公開の透明性を保ち、國際協力を積極的に展開していることを稱賛する。ドイツは、中國に支援を提供したい」と述べました。
これに対し、習主席は感謝の意を示した上で、「ドイツや世界保健機関(WHO)を含む國際社會との協力を強化したい」との姿勢を示しました。(鵬、CK)