北京
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23/19
王毅國務委員兼外交部長は28日北京で、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長と會談しました。
テドロス事務局長は「武漢市で新型コロナウイルスによる肺炎が発生してから、中國は史上最短の期間で病原體を突き止め、WHOおよび各國にウイルスの遺伝子配列情報をシェアした」と評価した上で、中國との協力を強化する意向を示しました。
これに対し、王外交部長は「この時期におけるテドロス事務局長の訪中が中國への支持を表し、中國とWHOの協力強化のための原動力をもたした」と述べた上で、「かつての重症急性呼吸器症候群(SARS)流行の経験を持つ今回のわれわれには、より確固たる感染症との戦いの姿勢、より効果的な措置、より速やかな行動、より広い範囲への動員ができる。今回の新型肺炎との戦いに勝利する能力、自信、資源は十分にある」として、中國は引き続きオープンかつ透明性ある姿勢でWHOをはじめとする國際社會との協力を強化し、世界の公衆衛生事業のために努めていく」と述べました。(ヒガシ、謙)