北京
PM2.577
23/19
日本政府は28日夜、新型肺炎の感染拡大が進む武漢市に向けて、大量の支援物資を載せたチャーター便1機を羽田空港から出発させました。同機は29日未明に武漢市に到著しました。
日本の報道によりますと、今回のチャーター機はボーイング767型旅客機で、日本側の政府関係者や醫療関係者およそ10人が搭乗し、マスク、防護服などの支援物資を満載しているということです。
また、ブルームバーグニュースは「今回の支援活動は日本國際協力機構(JICA)が擔當するもので、支援物資にはマスクや防護服のほか、防護眼鏡、手袋なども含まれている。今のところJICA側から物資の詳細や金額の発表はされていない」と報じています。
これを受けて、中國の微博(ウェイボー)などのSNSでは、ネットユーザーたちから「日本に感謝する」「災いとの戦いに國境はない」「災いは、光り輝く人間性を映し出す鏡でもある」「この恩を忘れてはならない」といった感謝の言葉が投稿され続けています。
なお、このチャーター機は、復路では武漢市から帰國を希望する日本人およそ200人を乗せて武漢を離れ、羽田空港に向かうことになっています。(Lin、謙)