北京
PM2.577
23/19
26日夜、主要20か國・地域(G20)の首脳による特別會議は、史上初のテレビ會議の形で開かれました。東南アジア諸國連合(ASEAN)、アフリカ連合(AU)、灣岸協力會議など地域機構の代表及び國連、世界保健機関(WHO)、世界銀行、國際通貨基金(IMF)など國際機構の責任者らも參加しました。今回の特別會議の開催で、感染拡大の防止に一致団結して取り組むことが世界の共通認識になりました。習近平主席がサミットで「手を攜えて疫病と戦い、共に難題に取り組んでいく」と題した談話を行い、多くの國の関係者から高く評価されています。
習主席はまた、協力に関する具體案も打ち立てました。具體的には、中國は新型コロナウイルスの予防・抑制にフォーカスしたオンライン・ナレッジ・センターを立ち上げて、すべての國に開放していること、中國は國際市場に対して原薬や生活必需品、感染予防物資などの供給を増やしていくこと、さらに各國と連攜して醫薬品、ワクチン、検查などでの研究開発を速めていくことを挙げています。こうした実務的で、誠実な提案と姿勢は、各國から前向きな評価を受けました。
イランのベテラン・ジャーナリストであるMahdi Zalzade氏は、チャイナ・メディア・グループ(CMG)のインタビューに対して、「習近平主席の談話は、大海原に現れた明かりのようだ。中國が新型コロナウイルス感染症の危機対応で示された強い力は、世界に希望をもたらしている。中國による成功経験の分かち合いは、各國にウイルスに打ち勝つための力を結集させ、または自信を強めてくれた」と強調しました。
Mahdi Zalzade氏がCMGペルシャ語ウェブサイトに殘した書き込み
インドの中國問題専門家Prasoon Fharma氏は、「中國は新型コロナウイルスの予防・抑制の対応において、『人類運命共同體』の理念を実踐し、積極的に他の國に援助の手を差し伸べている」という見方を示しました。(朱 Yan)