北京
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「今は鍵となる時期だ。われわれは課題に立ち向かい、速やかに行動すべきだ」──。中國の習近平國家主席は北京時間26日夜に開催された主要20カ國・地域(G20)の首脳による新型コロナウイルス肺炎への対応に関する特別サミットで、このように呼びかけました。
全世界が感染症の感染拡大に立ち向かっている肝心な時期に、主要経済體と國際機関の指導者は初めてテレビ會議という形で協議を行いました。これは史上初のG20テレビ會議にもなりました。
この特別サミットで、習主席はG20加盟國の首脳らと共に世界的な感染拡大について意見を交わした上で、四つの提唱を行いました。それは「新型コロナウイルスによる感染症に対する全世界の防衛戦を斷固として戦うこと」「國際的な予防・抑制活動を有効に展開すること」「國際組織が機能を発揮することを積極的に支持すること」「國際的なマクロ経済政策で協調すること」です。
G20サミットに先立って習主席は「電話外交」という方式で外國首脳と國際組織の責任者を含む22人と26回にわたって電話會談を行ました。
習主席が電話外交を展開する間も、中國は力が及ぶ限り他國を支援しています。現在までに、中國政府は89の國、世界保健機関(WHO)、アフリカ連合(AU)などの國際組織と地域に、検查キットとマスクを含む緊急援助物資を提供し、WHOに2000萬ドルを寄付するなど、感染症対策における國際協力を支援してきました。また、中國の地方政府、企業、民間機構も感染拡大が深刻な國點に援助の手を差し伸べ、新中國成立以來、援助の時間が最も集中的で、援助対象の範囲がもっと広い人道的行動になりました。
先進経済體と新興市場國の代表として、G20は今こそリーダーシップと決斷力を発揮する時です。今後は多くのコンセンサスを実行に移し、感染症を封じ込めるために大きな貢獻をしていかなければなりません。(ミン・イヒョウ 星)