【CRI時評】「史上最悪の國務長官」ポンペオが米國を「ブラックホール」に引きずり込む

2020-05-29 21:16  CRI

 「彼は米國史上最悪の國務長官であり、外交面で何らの成果も上げていない」——「ニューヨーク・タイムズ」は最近ウェブサイトに掲載した記事でポンペオ國務長官をこのように激しく非難した。米國國內で感染症が日増しに深刻さを増すにつれ、米國社會はポンペオ國務長官が米國民の生命と國益に巨大な害を及ぼしていることをますます認識するようになった。

 「ニューヨーク・タイムズ」の記事はポンペオ國務長官が外交面で何らの功績も殘していないこと、下心ある流言飛語を飛ばして他者に責任を押し付けていること、連邦予算などを濫用していることなどを余すところなく暴き出して非難している。例えば、記事ではポンペオ國務長官が恣意的にウイルス陰謀論を押し広めていること、政治的にさらに上を目指すために、公務員の職権を濫用して私事を処理するだけでなく、しばしば公金を使ってディナーパーティーを開いていること、連邦予算を使って自らの政治サークルを育成していることを指摘している。「ニューヨーク・タイムズ」はこれ以前、5月中旬に発表した別の記事では、ポンペオ國務長官が自身の政治基盤を固めるために、國務省の資金と航空機を使って頻繁にカンザス州に赴いていたことを暴露している。

 ポンペオ國務長官のさまざまな異常行動は米國務省のスティーブ・リニック監察官の注意を引き起こした。スティーブ・リニック監察官が関連する狀況の調查を開始したまさにその時、策略に長けたポンペオ國務長官は再度「自分の手を汚さず」、トランプ大統領に「殺し文句」を吹き込んで言いなりにさせ、スティーブ・リニック監察官を罷免する決定を下させて、自身の政治の前途を脅かす障害を取り除いた。「ニューヨーク・タイムズ」はこれについて、ポンペオ國務長官が米國國務省の高官を「裏切り」、トランプ大統領に対する媚びへつらいに多くの時間を割いていると非難している。

 世界を振り返ってみれば、感染症の発生以來、ポンペオ國務長官は世界保健機関(WHO)への「資金拠出停止」を極めて積極的に推進し、感染症を口実にイラン、キューバに対する制裁を強化してあらたな人道的災難を作り出し、全世界で醫療物資を強奪し、人種差別主義の言論をかまびすしくわめきたててアジア係國民が深刻な侵害と脅威に直面する事態を招いている。

 現在、米國の感染症による死亡者數は既に10萬人を突破しているが、ポンペオ國務長官の不徳の極みが米國を絶えず衰微に向かう「ブラックホール」に引きずり込んでいる。(CRI論説員)

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