北京
PM2.577
23/19
習近平國家主席は3日夜、ドイツのメルケル首相と電話會談を行いました。
習主席は「今回は新型コロナウイルス感染症発生以來、3回目の電話會談となり、雙方の高度な政治的信頼と密接な戦略的意思疎通を物語っている。ドイツ政府の感染症対策における客観的で理性的な立場や科學を尊重する態度を中國は賞賛する。ドイツと共に、世界保健機関(WHO)の活動を支持し、國連、G20などの枠組み內で國際協力を推進していく。また、アフリカ諸國の感染症対策を支持し、グローバルな公衆衛生上の安全維持に貢獻していく」と述べました。
また習主席は「中國は揺るぎなく対外開放を推し進め、各國と協力を拡大し、引き続きドイツ企業の対中投資拡大に良好な環境を作りたい。先ごろ、中國ドイツ間の『ファストトラック』が正式に開通した。これは企業の操業再開にプラスになると同時に、國際産業チェーン、サプライチェーンの安定維持にもつながる。中國とドイツの協力は世界経済が一日も早く後退から脫出することを促進するためにしかるべき役割を果たせると信じている」と強調しました。
これに対し、メルケル首相は「ドイツは、中國の全國人民代表大會と全國政治協商會議における経済、社會の発展計畫の決定を重視する。中國と共に、感染症の予防・抑制を著実に実施すると同時に操業再開を推進し、引き続き両國の経済協力を深めていきたい。また、中國と交流を強化し、WHOが重要な役割を果たすことを支持し続け、公衆衛生安全分野での國際協力を推進していきたい」と述べました。(玉華、CK)