北京
PM2.577
23/19
中國共産黨中央政治局常務委員を務める李克強総理が28日に主宰した座談會では、貿易の安定化に向けた新たな措置が打ち出されました。この措置について専門家は、「企業を下支えし、世界規模の新型コロナウイルス感染拡大がもたらしたリスクを効果的に避ける」との見方を示しています。
會議は、「世界規模で拡大している新型コロナウイルス感染症によって、世界経済は深刻な衰退に陥っている。世界経済に深く組み込まれている中國経済は、貿易を取り巻く環境の厳しさが続くだろう」と指摘しました。
今回の座談會は今後の対応について、「輸出関稅の還元様式の充実化に力を入れ、還元のスピードを速めること」、「関係國との協調を強化して、國際貨物輸送の潤滑化を実現すること」、「ビジネス関係者の往來に利便化を図る特別ルートの増加の必要性」などを強調しました。また、外資誘致については、サービス業とりわけハイエンドサービス業のさらなる開放を進めていくとしています。さらに、市場化、法治化、國際化のビジネス環境づくりにより力を入れ、外資誘致策の充実化を計っていくと強調しました。(朱 星)