北京
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中國では、農村部の管理政策システムが整備されつつあり、共同推進というシステムの健全化が進んでいます。
農村部管理政策システム構築事業は、昨年全國115の県(市、區)でテスト的に推進されてきました。各地では、その地の重要な出來事を解決するなど、良好な成果を上げています。
また、その地の特徴に合わせたポイント式管理方法が模索されています。寧夏ホイ族自治區固原の各行政村は家庭を単位とし、貧困脫卻や時代遅れの風俗習慣の改造など51種類にわたり、基本、民主、貢獻といった3つの面で、ポイントをつけています。村民は貯めたポイントを指定されたスーパーで日常品を購入する際に使うことができます。湖南省津市では、51の村や団地で「緑の銀行」を設け、ゴミ分別で得たポイントを貯めることができます。すべての村民が「緑の口座」を持つことで、ゴミ分別率は100%に達しています。
関係筋によりますと、多くの村はこういったポイント式管理法を取っており、農家の最も大きい関心事や急用を切り口とし、重要な問題を細分化しています。このシステムに基づき、村民の日常行為はポイントで點數化され、評価されます。これにより、村全體の良好な気風や家風、民風などが育まれ、農村部の管理レベルの向上が見られています。(朱 CK)