北京
PM2.577
23/19
中國外交部の汪文斌報道官は4日の定例記者會見で、「米國がアジア太平洋地域や歐州で中距離弾道ミサイルを據え付けることに斷固反対する」との意思を伝えました。
汪報道官は「米國は『中距離核戦力全廃條約(INF)』から正式に脫退して1年の間、相次いで『武器貿易條約(ATT)』の署名撤回、『オープンスカイズ條約』の脫退、ミサイル技術管理レジーム(MTCR)の無人機輸出に対する管理基準の一方的な緩和を行い、未だに『第三次戦略兵器削減條約(START III) 』の延期に同意していない。米國の上述の消極的な行動は世界と地域の平和と安全を損ない、國際軍縮プロセスに影響を與え、大國間の相互信頼を薄弱にし、世界の戦略的安定を破壊している」と指摘しました。(ヒガシ CK)