北京
PM2.577
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外交部の趙立堅報道官は10日、北京で開かれた定例記者會見で、次の段階の中國外交の焦點について答え、「中國は世界各國と共に、対外往來のルートを開き、マクロ政策の協調性を強化し、世界経済の衰退に共同で対応し、平和で安定的な、開放的で多元化した、協力・ウィンウィンの『アフターコロナ世界』を共に構築し、人類運命共同體の構築を推進していく」と示しました。
次のステップの外交について、趙報道官は「中國は國際協力を強化することで各國と共に感染予防・抑制の共同メカニズムの構築を模索し、薬品とワクチンの開発での協力を推進し、必要とする國に力の及ぶ限りの支援を提供して、世界の公衆衛生ガバナンスを促進していく」としました。
趙報道官はまた、「中國は衝突も対立もせず、相互に尊重し合い、協力・ウィンウィンの精神をもって、米國との間に協調・協力・安定を基調とした関係を築くことを願っている」との姿勢を示し、「中國の対米政策には連続性と安定性がある。中米間には率直かつ効果的な対話を行う必要があると考えている」と述べました。(ヒガシ、謙)